Arduino(アルディーノ?アルドゥイーノ?)互換基板で、ロボット工作に適しているstudino(スタディーノ)を使って、夏休みの自由研究(自由工作)をしています。スクラッチを使った簡単なプログラミングで動かすことができるので、初心者にはオススメです!
昨日、ついに完成しました↓「ろぼっとちゃん」(2年生の娘作)
↓こんな風に、赤いLEDが点灯している時に、小さめの音で黄が点灯して少し手が上がり、大きな音で緑が点灯して上まで手が上がる仕組みです。2年生の娘が全て動きや構成を考えました。 (プログラミング&パソコンの設定は、もちろん私のサポート必須でしたが。)
この基盤を使いました。基盤に直接LED(赤、緑、黄)がついています。今回は使用しなかったけれど、光センサーもついています。
アーテック Studuino mini(スタディーノミニ) 153144
カバー付きの音センサーです。
アーテック ロボット用音センサー 153114 専用カバー付
音センサーをつなぐためのコードです。
腕を動かすためのモーターです。
ロボット用サーボモーター3kg Robotist ロボティスト単品パーツ
これがないと、モーターが動きません。
単品で全部買うと、ざっと4500円というところでしょうか。今回、もともと「書籍付うきうきロボットプログラミングセット 」を購入していたので、スタディーノminiの基盤のみを追加購入して、後はセットに入っていた部品を使いました。
動きの計画&プログラミング&解説
テストモードで分かったことをまとめ、どのような動きにしたいかを娘と話し合いました。
作ったプログラミングがこちら↓
<解説>
電源ボックスの電源スイッチを入れたら、
LED赤を点灯して腕は下げたまま。
(音が20よりも小さい時、この状態がずっと続く)
もし音が20よりも大きくて、40よりも小さい時、
点灯していたLED赤は消灯して
LED黄を点灯し、
腕をちょっとだけ(30度だけ)上げる。
2秒静止。
LED黄を消灯して、
腕を一番下まで下げる。
1秒静止。
もし音が40よりも大きい時、
点灯していたLDE赤は消灯して
LED緑を点灯し、
腕を一番上まで上げる(180度)。
2秒静止。
LED緑を消灯して、
腕を一番下まで下げる。
1秒静止。
電池ボックスの電源が切られるまで、ずっとこの条件で反応する。
(※LED赤が点灯している時にのみ、音に反応します。)
私が今回、娘と一緒に話し合いながらプログラミングしてみて分かったのが、「教える側がちゃんと分かっていないと、途中で何度も壁にぶつかり、時間がかかりすぎて何度も頓挫しそうになる。」ということ。
多少の知識があったので、いきなり基盤とスクラッチとにらめっこして始めたら、次々に疑問点が出て来たのです。
そして、「うまく動かないよ〜。」と娘に言われる。。。。解明しようと努力する私の横で、飽きて違うことをし始める娘。その光景が何度あったことか。
結局、購入した本を読んで、単純なプログラム(手を上げるだけ)から1つ1つ一緒にやってみました。複雑な動きは、実は単純な動きが組み合わさっているだけなのですね。
「プログラミングは基礎から順番に学んだ方が、確実に力になる。」
当たり前のことですが、痛感しました。基礎力あっての応用力です。
ところで、学校のプログラミング教育では、これからどのような教え方をするのでしょうか?私はプログラミング教育を受けてこなかったので、本を読んで勉強するわけですが、子ども達は学校を卒業するくらいには、簡単なプログラミングは習得済みなのかしら?
算数や国語と同じような教科になるのだとしたら、親の方でも多少の知識は必要になっていくのだろうなと少し焦っています(^^;
アーテック (Artec) ArTecブロック うきうきロボットプログラミングセット