


自由研究55「気になってること検証せよ!スペシャル」[2023.7.31]

1日でできる!長期休みにオススメの簡単な自由研究10選

界面活性剤の効果を可視化し、その仕組みについてまとめる自由研究です。まとめやすいワークシートを無料ダウンロードできます。
注意!石鹸以外のほとんどの洗剤に含まれている合成界面活性剤は、毒性が高い種類もあるので、小さい子供が扱う場合は注意が必要です!
↓実験の動機〜基本知識〜実験方法〜結果&まとめ
動機:
「どうして洗剤を使うと油汚れが落ちるの!?」という疑問。
タイトル:
「界面活性剤の効果」〜洗剤が布から汚れを落とす仕組みを調べる〜
基本知識(本やインターネットで調べる):
汚れを落とす成分=「界面活性剤」の4つの力
界面活性剤の基本構造:
1つの分子の中に、「水と仲良しの部分」と、「油と仲良しの部分」があります。
界面活性剤の力で布についた油汚れを落とす仕組み:
1、油汚れの布に洗剤液が染み込み、界面活性剤の「油と仲良しの部分」が油に吸着して取り囲む。(浸透作用)
↓
2、「水と仲良しの部分」が水に引き寄せられ、油が布から引き離されて水と混ざる。(乳化作用)
↓
3、散らばった油は、再び布にはつかない。(分散作用)
これで布はキレイ♪(再付着防止作用)
ここまでの内容をまとめたPDFはこちら↓
では、具体的に汚れが落ちる様子&再付着しない様子を、実験で確かめてみます!
実験材料:
※洗剤は、洗濯用でも食器用でも大丈夫ですが、透明タイプで界面活性剤が入っているものを使用する必要があります。
実験方法:
〜あとがき〜
簡単な実験なのに、非常に分かりやすい結果が出るので、家庭科や理科の授業で扱うと子供達が感動してくれます。もちろん、家でやってもめっちゃ感動!
↓記念に動画を撮っておきました♪短いですが(´∀`*)
※ちなみに、界面活性剤は英語で「surface active agent」または「surfactant」と表現されます。